磯部ろうそく店

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磯部ろうそく店の和ろうそく

WAROUSOKU

清浄手作りの伝統技術を頑なに守り続けて三百余年….. 磯部ろうそく店、和ろうそくへのこだわり
    1. 和ろうそくの原料は、世界中で日本のみに生息する天然のハゼの実を使って造っています。
    2. すべての行程が手作業であり熟練するまでに長い年月が必要な「職人の世界」がここにあります。
    3. ほのかで優しい光が、ゆとりと安らぎの空間を造り出してくれます。

全国で20数軒
  • 600年以上の歴史がある和ろうそく。本格的な生産が進み、利用が広まったのは江戸時代以降で、寺社や武家向けに生産が拡大しました。明治時代に入ると、庶民の日常生活でも使われるようになり、昭和初期までは数百を越える業者が和ろうそく製造に携わっていたといわれています。しかし、技術の習得に時間を要し、1本1本手間暇をかけて作られる分コストも高い和ろうそくは、洋ろうそくの普及とともに専門業者の数も減り、現在では全国に20軒ほどが残るのみとなりました。
原料はハゼの実
  • 和ろうそくの原料となるロウは、ウルシ科のハゼの実から取れる「櫨蝋(はぜろう)」を使用します。ハゼは琉球から九州に渡り品種改良された日本特有の植物で、現在では九州地方で採取されますが、年々その数は少なくなっています。木を傷付けると、翌年以降実がならなくなるため、7mぐらいある木に長いはしごを掛けて、木を痛ませないように、ひとつひとつ手でちぎって収穫しています。
約4gで30分
  • 和ろうそくの種類は、大きく分けて2つ。「棒型」と、型の部分が広がった「いかり型」です。 またろうそくは、重さで区別します。 一匁(匁・もんめ・は約3.75グラム)でおよそ30分、 五匁で1時間半ほど燃えつづけます。100%植物性、天然素材を使用した和ろうそくの特性はすすが少ない、ロウがこぼれ落ちない、風に強い、消えにくい、完全燃焼する、ということです。